AI inside Cubeの監視として下記のような監視を行なっている事例がございます。
1)定期的にpingを実行する
ネットワークの接続が正常に行われているかを監視します。
2)定期的にOCRのAPIを実行する
監視用の定義を作成し、APIにて決まった帳票画像をアップロード、CSVダウンロードを行い、ダウンロードしたファイルがあらかじめ用意したファイルと内容に差異がないことを確認する仕組みを構築すると、OCRサービスが正常に行われているかを監視することが可能です。
3)定期的に状態監視APIを実行する
Cube のバージョンが[23.07]以降では、AI inside Cubeの状態監視を行うAPIを用意しております。
状態監視APIを実行するとその時点でのアクティベーション状況、温度、CPU/GPU/メモリ/ストレージの使用率、警告状態にあれば警告メッセージを出力します。
詳細は「AI inside Cube コンソールツールAPI取扱説明書」を参照ください。
4)ログから監視する
sambaでAI inside Cube に接続し、ログフォルダのファイルを監視する。
・hw_monitor_log > sensors_yyyymmdd.log
ストレージの容量監視や温度の監視が可能です。
・温度が80度を1時間以上継続が危険域です。
・ストレージの使用率が60%以上でアラート、80%以上で危険域です。
5)smnpで監視する。
AI inside Cube、AI inside Cube Proはsnmpによる監視が可能です。
ストレージの容量監視や温度の監視が可能です。
smnpの監視項目については AI inside Cube 取扱説明書、AI inside Cube Pro 取扱説明書を参照ください。